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会長メッセージ
埼玉県精神科病院協会は昭和30年に日本精神科病院協会埼玉県支部として8病院にて結成され、昭和40年に任意団体として埼玉精神科病院協会が28病院により発足致しました。平成26年4月には一般社団法人埼玉県精神科病院協会となり現在38病院、9568床に至っております。
埼玉県精神科病院協会は埼玉県や埼玉県医師会、埼玉精神神経科診療所協会を中心に連携を図り、精神科緊急救急システムへの中心的な役割を担っております。精神疾患が5疾病に加わり、疾病への対応など、地域や県において統合失調症やうつ病のケアモデルの提言、自殺対策や産業保健分野にて貢献をしております。新しく開始された精神疾患にも対応した地域包括ケアシステムにおきましては、退院後の支援、医療につながらない方への支援など積極的に関わり、提言を行なっております。看護師部会、薬剤師部会、作業療法士部会、PSW部会、栄養士部会など各部会により人材育成、地域貢献を図っております。
近年、類を見ない大災害と言われておりますCOVID‐19感染症につきましては、国民皆様が大変な思いをされている昨今でございます。当協会といたしまして、精神科疾患をもつ患者様へのコロナ感染時の対応、緊急救急輪番システムの発熱患者様への対応、各病院への感染防止対策への協力、ワクチン接種への協力など行なっております。今後とも気を許さず、全力で対応いたします。
埼玉県精神科病院協会は2022年に発足56年となり、私で9代目の会長となります。歴代会長が積み上げられた伝統を守り、会員病院の皆さんと力を合わせ、更なる発展を目指し、努力してまいる所存ございます。
埼玉県精神科病院協会
会長林文明